東洋療法の豆知識


五行説

 

五行とは、木火土金水の自然界に存在する5つのエレメントです。東洋療法では、この5つの性質を人間の臓器に当てはめて考えます。 木が肝臓・火が心臓・土が脾臓・金が肺・水が腎臓という具合です。

 


感情と臓器の関係

 

東洋療法では、特定の感情が5つの臓器と関係すると考えています。

怒りは、肝臓。喜びすぎは、心臓。思い悩み、考えることは脾臓(胃腸)。悲しみは、肺。恐れは、腎臓です。

 

強いショックを受けたり、長期にわたって一つの感情に浸ると身体にも影響がでる可能性がありますよ。


脈診

 

東洋療法で使う脈診は、左右の手首で診ます。単に脈の速さを計っている訳ではありません。患者さんの身体の状態を探るために行います。流派によって違いはありますが、左右12か所のポイントに分けて、五臓六腑の状態を診ます。それにより、どういう鍼治療をするか。ということを決める指針とします。